死に臨む時に2011年12月21日 00:13

「我が人生に悔いなし」
なんて言えるもんなんだろうか。
残された家族は?やりかけだった事は?
偉大な業績を残した人は些細なことにとらわれないから言えるのか?
だがあの手塚治虫氏でさえ死の直前に
「いいアイデアを思いついた」
と言ったとかいう話。
そのことに対して心残りは無かったのであろうか?

例えば私が明日不慮の事故にでも遭って死ぬとしたら、
ボケッとした嫁はちゃんと生命保険の請求しよるやろか?
ちま吉他猫共はちゃんと天寿を全うするまで面倒見て貰えるだろうか?
あれやっとけばヨカッタ、そういえばアレもコレも・・・
まぁ、私が超小物だから仕方ないか。(^▽^がはは!

それとは別に、何人も人を殺して死刑になる人間の中には
最後までまったく反省しない者もおるであろう。
そういう人間は最後の瞬間まで、自分の犯した罪に気付くことさえ
なく死んでいくのであろうか。
およそ人を故意に殺めることが出来る人間なんて、
どこか脳の回路が欠落してるのではないかと思っている。
結局そういう人間は悔いることもなく死んでいくのかも知れない。

などといらんことを考えていると、もしかしたら
「我が人生に悔いなし」
なんて言えるのは、もしかしたら恐ろしく自己中なだけかも知れないな。
なんにしても今までしてきたことを思うと、悔いはいっぱい残るだろう。
もう今となっては取り返すことの出来ないトンマな行いを一杯してきた。
それらを死に臨むに当たって思い出しては慙愧の念に苛まれるのか。
人は生きてきたようにしか死ねないと言うけれど、
残酷なようでもあり、自業自得であるとも言える。
そしてその時は誰の身上にもいつか来るのだ。



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