Fifteen Years Gone2019年06月09日 00:01

先月、我が相棒たる猫のちま吉が死んだ。
ちま吉が生まれたのが15年前。
ちょうど失業している時だった。
夏に今の仕事に就いて、慣れない仕事、今までとは違う環境、
そしてなにより日々接するニンゲンの数の多さ。
疲れてクタクタになった時に呪文のように心でつぶやいた
「(家に)帰って、ちま抱き上げるまでは・・・」
30匹以上の猫を養ってきた。
そんな中でちま吉は特別だった。
いつもそばにいた。
いつもひっついていた。
いつも膝に乗っていた。
冬には布団で一緒に枕をして寝た。
15歳まで生きるとして、あとまだ○年あるよね。
そう思って過ごしてきた。
だが15年は過ぎてしまえばあっという間だった。
15年前にブログを始めた。
ここアサブロではなくlivedoorだったが。
ちま吉のブログ初出の記事を見つけた。
東日本大震災の後にこんな事を思ってたりもした。
そしてちま吉は私の望み通り天寿を全うした。
うちの猫の平均寿命を計算したら14歳だった。
ちま吉は15歳。
最後の一年はいつその時が来るかという一年だったが。
最後の最後は獣医さんに「よく頑張るなぁ」と言われるほど。
本音を言えば
もっと一緒にいたかった。
晩飯後のひとときをちま吉を膝に乗せて過ごしていたかった。
手をにぎにぎしたり、フカフカのお腹の毛を撫でたり。
だが最初に思ったとおり15歳でいってしまった。
そんな所に律儀でなくてもいいのに。
本当に15年はあっという間に過ぎてしまった。
次の15年はないな。
15年後は無間地獄でのたうち回っているか、
兜率天で弥勒菩薩の取り巻きに参加しているかは知らん。
ただ願わくばまたどこかでちま吉と再会して
ぬくぬくになって一緒に寝たいよ。
15年間ありがとうちま。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
第100代日本国総理大臣の姓(名字)をひらがな3文字で

コメント:

トラックバック


______________________________
Twitterでもお気軽にどうぞ。
旧外部掲示板はこちらです。

______________________________
当ブログ内検索

注意!サイドバーにある単語で検索しちゃダメよ。

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
  • ウェブ全体を検索


count from 2010-04-13