人間だけが ― 2020年04月23日 22:25
この前の泊まり勤務の日の朝。
山の向こうから日が昇らんとしている時にふと思う。
鳥たちはいつものようにさえずっている。
ツバメは巣作りに余念が無い。
山は新芽でまだら模様になってきた。
太陽も月も星も何も変わることはない。
人間だけがなにか目に見えないものに恐れおののいている。
話は変わるが、先日何の気も無くわが県の知事さんが政策について
語っている番組を見てしまった。
その中で河川の洪水対策として流れを良くする工事というのが。
あぁ、それまさに私がいつも散歩してる川でやってるやつやん。
中州に生えてた木という木を全部引っこ抜いて、
大量の土砂を運び出してる。
あの木には鳥さんたちもたくさん頼っていたはずなのに。
夕方、岸に近づいて来ていた鯉さんたちはどこへ。
用水路?の排水?がその川に流れ込んでいる場所があって、
中州のヘリを回って小川のように結構な水量が流れてた。
中州は草木が生えその小川はアオサギさんのお食事場だった。
ショベルカーがその中州を木も無い草も無い平地にしてしまった。
小川は湾曲していたのをまっすぐ本流に流れるように掘りなおされた。
ニンゲンを見るのが嫌で最近の散歩は暗くなってからにしている。
それでも最近はニンゲンが多いが。
今日たまたま土手下を歩いていてその小川に目をやると
アオサギさんがおった。
もう真っ暗なのに。
ちゃんとメシ食えてんのかなぁ。。
まぁ、アオサギさんは夜間飛行してんのも見るし。
声だけはよく聞いてるから元気なんだろうと思いたい。
人間は自分たちに及ぶ害を避けるために地形をも変える。
なのに目に見えないほど小さい害にはビクビクしている。
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